The High Quality Cyclamen by Paclobutrazol-Spraying Processes

Bibliographic Information

Other Title
  • パクロブトラゾールの散布処理によるシクラメンの高品質化
  • パクロブトラゾール ノ サンプ ショリ ニ ヨル シクラメン ノ コウヒンシツカ

Search this article

Description

PBZのシクラメンへの散布処理により高品質化と葉組作業時間の縮減を両立させる技術を確立するため、散布濃度・回数・時期、散布量と施肥量の関係、散布部位、労力削減効果について検討した。散布濃度、回数、時期については、PBZの濃度を43ppmとし、7月から10月まで1カ月間隔で3~4回散布することにより品質が向上することが明らかになった。1.2倍施肥では、施肥の影響が強く、栄養生長が旺盛になり過ぎて葉柄の徒長を抑制できなかった。標準施肥において散布量2.5mL/100cm2で処理した場合が品質が最も優れた。散布部位による生育反応は、組織が若いほど矮化効果が強く現れた。[古葉]にのみ散布した場合に、奇形花の発生率を減らし、開花数および葉枚数を減少させることなく徒長伸長を抑制した。標準施肥量の時に散布量2.5mL/100cm2で処理したとき、葉組の全体時間が約27%削減された。特に、2および3回目の葉組が約40%削減され、適期作業により品質が高まった。

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top