大分県内で栽培が広がるニラ品種「タフボーイ」の生育特性と休眠性に関する研究

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タイトル別名
  • Studies on the Dormancy and Growth Characteristics of Chinese Chive Variety "Tough Boy" that Cultivation Spreads Through in Oita Prefecture
  • オオイタ ケンナイ デ サイバイ ガ ヒロガル ニラ ヒンシュ 「 タフボーイ 」 ノ セイイク トクセイ ト キュウミンセイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

1 「タフボーイ」は無加温促成栽培において、収穫開始前の5℃以下低温遭遇時間にかかわらず、収穫後の葉の伸長がゆるやかに続くが、「スーパーグリーンベルト」は生育が停滞する時期が見られた。2 「タフボーイ」は促成栽培において、収穫開始前に5℃以下の低温に遭遇することで休眠状態となり、休眠覚醒には200時間以上必要と考えられた。3 大分県におけるニラの無加温促成栽培では、「タフボーイ」を用い収穫開始時期を5℃以下低温遭遇間0時間を目安に10月下旬~11月上旬とすることにより、11月から3月までの収量が安定し、高単価時期の1月、2月の収量が確保できる。

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