スギ外構材の曲げ強度の経年変化

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  • スギ ソトガマエザイ ノ マゲ キョウド ノ ケイ ネンヘンカ

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説明

新潟県産スギ間伐材の加工方法や設置条件を変えて屋外暴露試験に供し,曲げ強度の経年変化を計測した。結果は以下のとおりである。(1)円柱加工材(縦杭)の曲げ強度の50%下限値は,7年経過時に長期許容応力度より大きかったが,5%下限値は4年経過時にそれより小さくなった。(2)多数の材を並列で使う場合の耐用年数は7年以上,単独で強度性能が求められる場合の耐用年数は3年程度と推定された。(3)皮むき丸太の5年経過時の曲げ強度の50%下限値は長期許容応力度より小さく,多数の材を並列で使う場合であっても耐用年数は4年未満と推定された。

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