一季成り性種子繁殖型イチゴ品種「千葉F-1号」の栽培法(1) : 花成誘導処理に感応する発育ステージ

書誌事項

タイトル別名
  • Methods of cultivating the June-bearing seed propagation strawberry 'Chiba F-1 gou' : 1. Sensitivity of developmental stages to induction of flowering
  • 一季成り性種子繁殖型イチゴ品種「千葉F-1号」の栽培法(第1報)花成誘導処理に感応する発育ステージ
  • イッキ ナリ セイ シュシ ハンショクガタ イチゴ ヒンシュ 「 チバ F-1ゴウ 」 ノ サイバイホウ(ダイ1ポウ)カセイユウドウ ショリ ニ カンノウ スル ハツイク ステージ

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抄録

一季成り性種子繁殖型品種「千葉F-1号」において花成誘導処理に安定して感応する発育ステージを明らかにした。1. 本葉9枚以上,クラウン径6mm以上の全株で,夜冷短日処理による花成誘導効果が認められた。2. 1穴当たり容積23~70mLのセルトレイで育苗した本葉6.8~7.0枚,クラウン径3.6~4.2mmの苗に夜冷短日処理を行ったところ,花成誘導株率は17%以下で,培養土量による明らかな差が認められなかった。3. 自然日長下で栽培した場合,8月20日に本葉9枚以上で,かつクラウン径6mm以上の発育ステージに達した株は,本葉9枚未満またはクラウン径6mm未満の株と比べ,平均出蕾日が29日早くなり,そのばらつきも少なかった。

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