愛媛県における水田利用の構造変化と土地利用の向上 : 大洲市を事例として

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  • A structural change of paddy field use and improvement in land use of Ehime : A case study of Ozu
  • エヒメケン ニ オケル スイデン リヨウ ノ コウゾウ ヘンカ ト トチ リヨウ ノ コウジョウ : オオズシ オ ジレイ ト シテ

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抄録

愛媛県では裸麦の裏作が盛んであり,耕地利用率の向上につながっているが,大洲市では裏作が行われていない。わが国の農業政策の展開においては,米過剰を契機とする生産調整と,転作作物の推進が図られてきた。愛媛県および大洲市では,国の政策に則った水田利用が進められており,大洲市は国の生産調整目標を達成してきた。しかし達成の背景には水田の自然減少が強く影響しており,地域に適した作物作付や水田利用は確立できていない。大洲市における耕地利用率の向上のために(1)表作としての転作物の振興,(2)裏作麦の振興と麦生産体制の組織化という二つの提案を行った。

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