明治大学生田キャンパスにおけるツバキとサツキの害虫相

書誌事項

タイトル別名
  • Pest insects fauna on Cameria japonica and Rhododendron indicum in the Meiji University Ikuta campus
  • メイジ ダイガク イクタ キャンパス ニ オケル ツバキ ト サツキ ノ ガイチュウソウ

この論文をさがす

抄録

緑化樹として一般的なツバキとサツキにおける害虫相を明らかにするため,2009年および2010年の2年間に生田キャンパス内で継続的な調査を行った。本研究では14種の害虫の発生を確認し,ツバキにおいてはコミカンアブラムシとアオバハゴロモを,サツキにおいてはツツジグンバイとルリチュウレンジを,特に管理すべき重要種として挙げた。これまでに関東地方における緑化樹害虫の発生を詳細に調査した報告はなく,本研究で得られた知見は,近年になって緑化樹においても対応が求められる総合的病害虫・雑草管理(IPM)へ向けた新たな基礎的知見となる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ