単為結果性ミニトマト‘京てまり’の冬季無加温栽培の試み(4) : 灌水量の違いが収量および品質に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Challenges for the establishment of winter tomato fruit production system using a parthenocarpic cultivar, 'Kyo-temari', without heating : IV. Effect of the amount of watering on yield and quality
説明
単為結果性品種‘京てまり’の冬季無加温栽培では2月から3月にかけて果実の小型化が認められる。果実肥大には灌水量が大きく関与することが知られており、本研究では3分間,5分間および7分間灌水した時の収量と品質を調査した。その結果,3分間では果実が小さくなり実用的ではなく,5分間と7分間で比較すると,糖度が高いのは5分間で果実が大きくなるのは7分間であることがわかった。よって,‘京てまり’の冬季無加温栽培では,糖度を重視するなら5分間の灌水を,果実の大きさを重視するなら7分間の灌水が望ましいと考えられる。
収録刊行物
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- 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University
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京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (22), 41-43, 2013-12
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813729153664
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- ISSN
- 09150838
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB