マボヤの被嚢軟化症に対する加温処理の効果

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タイトル別名
  • Effect of warm water treatment on soft tunic syndrome in the edible ascidian Halocynthia roretzi
  • マボヤ被嚢軟化症に対する加温処理の効果
  • マボヤ ヒノウ ナンカショウ ニ タイスル カオン ショリ ノ コウカ

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説明

種苗を高温処理してマボヤ被嚢軟化症の病原体フリー化することを目的として,適切な処理水温と処理時間を検討した。発病個体の被嚢を30℃の温海水に30分浸漬することで水平感染が成立しなくなった。また,同じ条件の処理でマボヤの種苗が死ななかったことから,温海水処理で種苗を病原体フリー化できる可能性が示唆された。また,海水を35℃以上で1分間,または38℃以上で10秒間処理すれば海水中の病原体をフリー化できることが分かった。

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