発育関連遺伝子を指標とした地頭鶏の選抜試験(1)

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タイトル別名
  • Association between cholecystokinin type A receptor haplotypes and growth traits in the Jitokko breed
  • 発育関連遺伝子を指標とした地頭鶏の選抜試験(第1報)
  • ハツイク カンレン イデンシ オ シヒョウ ト シタ ジトウ ケイ ノ センバツ シケン(ダイ1ポウ)

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抄録

地頭鶏の発育性改良を目指して、鶏の発育関連遺伝子であるコレシストキニンA受容体(CCKAR)遺伝子の一塩基多型(SNP、AまたはC)を指標とした地頭鶏原種鶏群の選抜実験を開始した。第1世代のDNA選抜群を作出した結果、発育改善効果が期待されるAアリルの頻度は、群全体で0.339から0.705に上昇した。選抜を行っていない原種鶏群(対照)、DNA選抜群の150日齢体重を比較した結果、DNA選抜群の雄の体重は、対照群よりも有意に(p<0.05)重く、雌においてもDNA選抜群は重い傾向を示した。以上の結果より、地頭鶏の発育性改良に対する、CCKAR遺伝子・Aアリルの選抜指標としての有用性が示唆された。

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