密植桑園ローラー収穫法における収量予測

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  • ミッショク ソウエン ローラー シュウカクホウ ニ オケル シュウリョウ ヨソ

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年12回収穫に対応したローラー収穫による収量構成要素について、その枝条形態別に解析を試みた。前年伸長した越冬枝条から発芽伸長した新梢を収穫する夏切1回目収穫における古条1m当たりの新梢量は、新梢発育日数,日照時数との間にはY=ae bxの関係が得られ、新梢発育期間が70日以内において高い相関があった。計算値と実収量との較差は、7.1%~9.7%の範囲にあり、両年とも脱苞から収穫日16日前までの積算日照時数との較差が最も小さかった。春切1回目収穫では、葉量と7要素との間には高い相関が得られ、計算値と実収量との較差は5.8%~16.2%であった。夏切・春切の2回目収穫では、最長枝条長より総条長との間の相関関係が高く、気象要素との相関は得られなかったが、1991年では、最長枝条長と日照時数及び積算平均気温との間に高い相関が得られた。株元から発芽伸長した枝条を収穫する春切収穫及び2回目の収量は、枝条平方和と高い相関が得られた。

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