鶏の経済能力検定(第50回)

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タイトル別名
  • Random sample egg production test (No.50)
  • ニワトリ ノ ケイザイ ノウリョク ケンテイ(ダイ50カイ)

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抄録

採卵鶏10鶏種について、2013年4月餌付けの各々100羽を用い、餌付けから504日間の経済能力検定を実施した。また、最近の採卵鶏は産卵持続性が高いことから、調査を100週齢まで継続し長期飼育下における能力の比較を行った。1 育成率(餌付け~119日齢)は全ての鶏種で100%と極めて良好であった。また、生存率(120~504日齢)も平均98.6%で良好であった。2 へンデイ産卵率は10銘柄の平均で88.3%と高く、すべての鶏種が85%以上の優れた成績であった。また、卵重は平均61.9g、最小59.5g、最大63.1gであった。3 1日1羽当たり飼料摂取量は平均104.0g/日羽、日産卵量は平均54.7g、飼料要求率は平均1.91で5鶏種が1.90以下で飼料の利用性に優れていた。4 経済性は日産卵量の多い鶏種が優れた。5 長期飼育下では、ほとんどの鶏種が73週齢以降に飼料要求率が最も低下する時期をむかえ、産卵持続性の高い鶏種は75~80週齢頃に飼料要求率が最も低くなった。

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