サトイモ新品種‘媛かぐや’の育成とその特性

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タイトル別名
  • 'Himekaguya', a new taro cultivar in Ehime Prefecture'
  • サトイモ シン ヒンシュ'エンカグ ヤ'ノ イクセイ ト ソノ トクセイ

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抄録

サトイモ品種‘媛かぐや’は,1994年に農林水産研究所において‘たけのこ芋’と‘唐芋’の人工交配及び胚培養により個体を作出し,系統選抜により育成したものである(品種登録2010年3月17日)。地上部は立性で,‘唐芋’と比べて草丈が高く,‘たけのこ芋’と比べて葉色がやや濃緑で,葉柄のアントシアン着色が濃い。親芋の形状は紡錘型で‘たけのこ芋’より重く,子芋の着生数は少ないが1個重は‘たけのこ芋’より重い。親芋,子芋ともに食用に適し,芋の肉質は粉質で加工用途にも期待されるサトイモの晩生品種である。

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