「ミネアサヒ」にいもち病抵抗性とイネ縞葉枯病抵抗性を付与した準同質遺伝子系統「中部138号」の育成

書誌事項

タイトル別名
  • Breeding of a new rice variety 'Chubu138', a near-isogenic line of 'Mineasahi,' with blast and rice stripe disease resistance
  • 「 ミネアサヒ 」 ニ イモチ ビョウ テイコウセイ ト イネジマ ハガレビョウ テイコウセイ オ フヨ シタ ジュンドウシツ イデンシ ケイトウ 「 チュウブ 138ゴウ 」 ノ イクセイ

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説明

「中部138号」は、2016年に愛知県農業総合試験場山間農業研究所が育成した主食用水稲うるち品種である。「中部138号」は愛知県の中山間地域におけるブランド米「ミネアサヒ」にいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi39(t)とPb1、イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iを付与した準同質遺伝子系統である。いもち病圃場抵抗性程度は、葉いもち・穂いもち共に「極強」であり、イネ縞葉枯病に対しては「抵抗性」である。上記病害に対する抵抗性の他は「ミネアサヒ」と同等の特性を持つ。そのため、「中部138号」は、「ミネアサヒ」ブランドを維持しつつ、農薬使用量を抑えた低コスト栽培が可能である。

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