空撮画像と車載カメラ画像からの特徴点の時系列対応付けによる自車位置推定の高精度化

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タイトル別名
  • クウサツガゾウ ト シャサイ カメラ ガゾウ カラ ノ トクチョウテン ノ ジケイレツ タイオウ ズケ ニ ヨル ジシャ イチ スイテイ ノ コウセイドカ
  • Improvement of Vehicle Ego-Localization by Sequential Matching of Feature-Points from an Aerial Image and an In-Vehicle Camera Image

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抄録

近年,高機能カーナビゲーションなどへの応用を目的とし,空撮画像と車載カメラ画像に共通して撮影されている道路面を対応づけることで高精度に自車位置を推定する手法が提案されている.従来は,道路面に印字されている路面標示の重心を特徴点として対応付けに用いていたが,このような特徴点は路面標示の欠損や遮へいに影響を受けやすいため,自車位置推定精度が十分ではなかった.そこで,本論文では,特徴点が十分に得られない場合においても,高精度,かつ頑健な自車位置推定手法を提案する.提案手法のアプローチは,(1)路面標示のコーナを特徴点とした空撮画像と車載カメラ画像の対応付け,(2)複数時刻の車載カメラ画像から得られる時系列の特徴点の対応付け,の二つである.実験の結果,前方車両が存在することにより路面標示が遮へいされるような実際の走行環境下において,提案手法による自車位置推定精度が従来手法に対して改善したことを確認した.

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