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- Other Title
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- イツカイチ ケンポウ ソウアン ノ ボウエイ コウソウ
- The Defence Plan of the Itsukaichi Constitution Draft
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Abstract
自由民権運動家であった千葉卓三郎らによって,1881年に作成された五日市憲法草案(「日本帝国憲法」)は,地域の青年たちの学習会から生まれた“民衆憲法"または“人民憲法"として有名である。しかし,その具体的な内容については,必ずしも広く知られているわけではない。とりわけ,その防衛構想については,ほとんど知られていないといってよい。そこで本小論では,五日市憲法草案の防衛構想を明らかにすると共に,そこに存する問題点を検討し,同構想の今日的評価について,考察した。その結果,五日市憲法草案の防衛構想は,明治憲法(大日本帝国憲法)下におけるそれと大差ない,極めて危険な構想であることが明瞭となった。
Journal
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- 関東学院大学人文学会紀要
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関東学院大学人文学会紀要 140 29-40, 2019-07
関東学院大学人文学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813804466176
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- NII Article ID
- 40022083838
- 120006733364
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- NII Book ID
- AA12730899
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- ISSN
- 21898987
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- NDL BIB ID
- 030109942
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles