食事中の健康に関する会話と家族の対応 : 女子短期大学生を対象とした調査から

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タイトル別名
  • ショクジチュウ ノ ケンコウ ニ カンスル カイワ ト カゾク ノ タイオウ ジョシ タンキ ダイガクセイ オ タイショウ ト シタ チョウサ カラ
  • Conversation about Health during Mealtimes and Correspondences of the Family : Women's Junior College Students as Subjects

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抄録

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食事中に会話をする,あるいは会話を増やす要因を探るために,食事中の会話の中で健康に関する会話に着目し,家族がどのように対応することが望ましいかを検討した.女子短期大学生を対象として調査した結果,高校生のときの日常の食事中に,「体調」については8割,「精神的な悩み」については5割の人が家族と話しをしていた.「体調」に関する会話では,腹痛や頭痛などの「痛み」に関するものが多く,次いで気持ちが惑いなどの「不定愁訴」が多くみられた.「精神的な悩み」においては,「進路」についての内容が最も多く話されていた.「体調」に関する会話は,「家族との会話の頻度」に,「精神的な悩み」に関する会話では,「家族の健康状態観察」に有意な効果がみられた.また,各会話の内容のカテゴリごとに特徴がみられたことから,会話の内容によって家族の対応を配慮することの必要性が示唆された.

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