学校教育における人形劇の教育的意義と課題 : 飯田市の学校における人形劇活動充実のために

書誌事項

タイトル別名
  • ガッコウ キョウイク ニ オケル ニンギョウゲキ ノ キョウイクテキ イギ ト カダイ イイダシ ノ ガッコウ ニ オケル ニンギョウゲキ カツドウ ジュウジツ ノ タメニ
  • Educational Implication and the Problem of the Puppet Play in the School Education : For the School Puppet Play Activity in Iida-City

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抄録

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「人形劇のまち」として毎年8月に国内最大級の人形劇の祭典を開催している長野県飯田市は,人形劇をまちづくり・人づくりの核としている.1995年には市内全小中学校に人形劇クラブが成立され,子どもたちの人形劇へのかかわりが,観る・演じる両面からに拡がった.しかしながら,なぜ子どもたちに人形劇なのか,子どもたちが学校という場で人形劇に関わる教育的意義の構築が十分でないため,この活動に対する広い理解と今後の発展には多くの課題があがっている.これは,日本における演劇教育全体においても,演劇教育の意義に関して未だ十分な研究がなされていないことも影響している.本研究では,日本の学校教育における人形劇の変遷,また,人形劇の芸術的特性と子どもの発達といった視点から,子どもが人形劇を観る・演じる価値,そしてその活動を学校で経験する意義について見解をまとめた.

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