ウグイ,オイカワおよび力ワムツの流速に関する選好曲線の提案
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説明
河川環境に配慮した川づくりを行うには法律だけでなく、河川環境を評価する手法を確立しなければならない.生息環境評価法として,HEPおよびIFIMの1つのモジュールであるPHABSIMが挙げられる.1978年に公開されたPHABSIMの概略としては,対象領域をセル分割し,水深,流速,底質,カバーなどの選好値の積である合成適正値を計算し,さらに対象領域で面積積分して利用可能面積の時系列を求めるものである.河川に生息する魚類に関する選好曲線は,中村,河村などによって求められているが,同魚種においても異なる形状となっているのが現状である.本研究では,河川水辺の国勢調査に収録されているデータに基づき,ウグイ,オイカワおよびカワムツに関する流速の選好曲線を求めた.
収録刊行物
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- 環境システム研究論文集
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環境システム研究論文集 38 53-61, 2010-05
土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813887651456
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- NII論文ID
- 120006028090
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- NII書誌ID
- AA11503847
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- HANDLE
- 10228/00006078
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- ISSN
- 13459597
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles