ワイン用ヤマブドウ新系統‘貴房’の特性評価

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タイトル別名
  • The Field Evaluation of new wine grape line ‘Kibou (Shindai-W12)’

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抄録

ワイン用ヤマブドウ新系統‘貴房(信大W‒12)’の特性評価を行った。‘貴房’は、‘五一アムレンシスⅡ系’の自然交雑実生により選抜・育成された新系統で、信州大学農学部で育成され、品種登録された‘信大W‒3’と同様に耐寒性に優れ、長野県などの準高冷地での栽培適性を有し、樹勢はやや強いものの豊産性で果実の機能性に優れている。その主な果実特性は、果皮色は青黒色で、果粒の大きさは小~中、果粒の形は球形、果房重は124 g 程度、Brix 糖度は18.7 % 程度であった。花穂の長さは短~中、果房の大きさは小~中、花振るいの多少は少であった。

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信州大学農学部AFC報告 17: 1-6(2019)

収録刊行物

  • 信州大学農学部AFC報告

    信州大学農学部AFC報告 17 1-6, 2019-03-22

    信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター

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