Ice XIの中性子回折 : 水素原子の配置が完全に秩序化した氷は存在するか
書誌事項
- タイトル別名
-
- Time-resolved neutron diffraction studies of ice XI
この論文をさがす
説明
高圧下の氷は温度を下げるとIce VIIIと呼ばれる水素秩序構造に変化する.中性子回折の研究から,Ice VIIIの全ての水素原子は秩序化した配置を有することが分かっている.それでは,大気圧下に存在する通常の氷(Ice Ih)の場合,低温では何が起きるのであろうか?ここで,Ice XIと呼ばれる水素秩序構造が,長い時間を経て出現する可能性について考察する.果たして,水素原子の配置が完全に秩序化したIce XIは存在するのであろうか?
収録刊行物
-
- 低温科学
-
低温科学 64 167-172, 2006-03-22
北海道大学低温科学研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282813950194432
-
- NII書誌ID
- AA12122962
-
- HANDLE
- 2115/8329
-
- ISSN
- 18807593
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB