自然体験ツアーの品質管理としてのリスクマネジメント : 小笠原父島の海域ツアーの事例を参考に

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抄録

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エコツアーや自然体験プログラムが各地で観光メニューとして広まりを見せる中、そのツアーの安全性 向上には、事業者の規模や観光メニューとしての位置づけ、変化する顧客に対するガイドまたは指導者 の安全管理技術、地域内ルールや制度による対策の有無など諸要因が関連する。本論では観光産業における自然体験ツアーのリスクマネジメントをツアー商品の重要な品質管理であり、観光地のブランド化において重要な要素であると位置づけ、研修や経営管理などリスクマネジメントを取り巻く情報を収集・調査した上で、実際に小笠原での各社ツアーを参与観察して課題を検証した。自然体験ツアーの安全性向上に対して、事業者・地域の両方から新たな視点を提示する。

収録刊行物

  • 地域総合研究

    地域総合研究 (18(Part1)), 137-154, 2017-07-31

    松本大学地域総合研究センター

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