由良川・加古川連結通船計画について- 西廻り航路の短縮 -

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of the Traffic Route of Connection with Yura River and Kako River
  • 交通経済史 由良川・加古川連結通船計画について--西廻り航路の短縮
  • コウツウ ケイザイシ ユラガワ カコガワ レンケツ ツウセン ケイカク ニ ツイテ ニシマワリ コウロ ノ タンシュク

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説明

寛文期から発展する西廻り海運は、東北日本と大坂を直結するという画期的意義を持ったが、その航路の長さと、外海の風波による難船の危険等の問題点もあった。この航路を短縮し、内陸水運を利用して安全性を高めようという計画が現われてくるが、その一つに日本海へ流出する由良川と、瀬戸内海に流出する加古川を利用して短縮水運路を創出しようという計画があった。本稿ではこの計画を加古川舟運と由良川舟運の検討を前提として、数度にわたる計画の詳細と、その問題点を明らかにした。

収録刊行物

  • 千葉経済論叢

    千葉経済論叢 (34), 25-66, 2006-07-15

    千葉 : 千葉経済大学

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