図画工作科の研究(各教科等の研究)
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説明
図画工作科では「「表現と対話しながら新たな表現をつくるという認識を創りあげる子ども」を目指した。そのために、次の2つに着目した。①観賞力を働かせて表現を対話しながら造形活動を進めること。②作例や仲間の表現を観賞したり、試しの表現活動をしたりする場を位置付け、多様な造形技能にふれるようにすること。表現と対話しながら造形化していくと、子どもは自分の表現の可能性や課題を見出しながら、よりよい表現に向かおうとしてくる。その過程で相互観賞や試しの活動に取組むことで自分の表現に生かしていく造形技能は更新され、表現主題や造形化していくための発想・構想も再構成されていき、自分にとっての新たな表現が生み出されていくことが期待される。今年度は、目指す子どもの具現に向けたカリキュラム改善の視点として、「造形遊び」と「つくりたいものをつくる」の内容を関連的に扱った単元を構成し、学期に一回ずつ重点単元として設定していくことで目指す子どもの姿に迫る。
収録刊行物
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- 創造的な知性を培う
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創造的な知性を培う 第2次研究(第1年次) 85-92, 2007-10
新潟大学教育人間科学部附属長岡小学校
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282814215040512
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- NII論文ID
- 110007138823
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- NII書誌ID
- AA12004649
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- HANDLE
- 10191/20030
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles