株式会社バイオテックジャパン : バイオベンチャーにおける中核技術の創造と活用に関するケース

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  • カブシキ ガイシャ バイオテック ジャパン : バイオベンチャー ニ オケル チュウカク ギジュツ ノ ソウゾウ ト カツヨウ ニ カンスル ケース

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江川清貞氏が創業したバイオテックジャパン社は、味噌や醤油さらには漬物や日本酒など、和の伝統的な発酵食品を生み出す秘伝のように職人たちが暗黙知として伝えてきた植物性乳酸菌に企業として科学のメスを入れた。和食の名人芸の源泉を科学の力で解明してデータ化し、普及させていくことを社是に掲げての創業であった。動物性乳酸菌より多くの面で優れた能力を持つ植物性乳酸菌に関する技術や知見を自社の経営資源として確立した。22年を経た今、220種3,000株以上に及ぶ優れた植物性乳酸菌の株菌を保有しビジネスを展開している。その乳酸菌の情報を広く一般に公開・提供することで需要拡大を図る一方で、複数の植物性乳酸菌の組み合わせに関する技術を自社の中核資源として確立した。さらなる研究開発によって市場ならびにシェアの拡大を目指している。

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