Acyclovir治療にて救命しえた全身形新生児ヘルペス感染症の1例 : 小児科

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タイトル別名
  • Acyclovir治療にて救命しえた全身型新生児ヘルペス感染症の1例--小児科
  • Acyclovir チリョウ ニテ キュウメイ シエタ ゼンシンガタ シンセイジ ヘルペス カンセンショウ ノ 1レイ ショウニカ
  • A case of neunatal herpes simplex virus infection treated with acyclocir.

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説明

全身型の新生児ヘルペス感染症は、今なお致命率が高い疾患の一つである。今回、全身型単純ヘルペス感染症の新生児例を経験したので報告する。患児は在胎34週4日、体重2,024gにて破水後4時間目に帝王切開で出生。生後5日目より無呼吸頻発し、著明なGOT、LDHの上昇、DICも併発した。6日目よりヘルペス感染症を疑い、アシクロビル治療開始し、大きな後遺症なく退院した。母親、患児の抗体検査、培養によりHSV-1の感染と考えられた。本症の予後改善には、早期診断と早期の適切な治療が必要である。

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