書誌事項
- タイトル別名
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- トアッテ ト ニアッテ ノ イミ ト ヨウホウ : アル ノ コウチシカ ト ジョウキョウ ノ シジテキ トクセイ
- Meaning and Usages of "to-atte" and "ni-atte" : Postpositionarization and Situational Indicative Features of "aru"
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説明
多義的な動詞「ある」が文法化した形式である「とあって」と「にあって」には一定の事態・状況に対処する姿勢をあらわす。また、テ形動詞性後置詞の一種として、「とある」「にある」の接続成分としての連続性が観察される。さまざまな用例の検証から、「とあって」は事態・状況の<受動的な受容>、「にあって」は<能動的な享受>、という意味的特徴を明らかにした。こうした事態の指示的特性は、文脈の展開上、重要な役割を担い、イベントの所在を明らかにする意図が見られる。本稿では「ということで」「とあれば」「をうけて」などの周辺にある表現形式にも言及した。
収録刊行物
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- 語学教育研究論叢
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語学教育研究論叢 35 1-24, 2018-03-01
大東文化大学語学教育研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050283688374089856
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- NII論文ID
- 120006796695
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- NII書誌ID
- AN10065440
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- ISSN
- 09118128
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- NDL書誌ID
- 028910437
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles