果実の加工が放射性セシウム濃度に及ぼす影響
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抄録
梅干しの製造過程において、生梅の放射性セシウム量は梅干し0.65:梅酢0.35に分配される。梅干しの放射性セシウム濃度(Bq kg-1)=生梅のセシウム濃度(Bq kg-1)×0.65×(加工後の乾物率/加工前の乾物率)で予測できる。梅ジャムは製造過程において、裏ごし作業のため加工後の放射性セシウム濃度が大幅に低下する。一方、プラム、ブルーベリー、いちごではジャム加工後の放射性セシウム濃度=加工前の放射性セシウム濃度×(加工前重量/加工後重量)で推定できる。
収録刊行物
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- 栃木県農業試験場研究報告
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栃木県農業試験場研究報告 (78), 77-78, 2018-03
栃木県農業試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050283688374635776
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- NII論文ID
- 220000158194
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- NII書誌ID
- AN00173902
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- ISSN
- 03889270
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles