果実の加工が放射性セシウム濃度に及ぼす影響

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抄録

梅干しの製造過程において、生梅の放射性セシウム量は梅干し0.65:梅酢0.35に分配される。梅干しの放射性セシウム濃度(Bq kg-1)=生梅のセシウム濃度(Bq kg-1)×0.65×(加工後の乾物率/加工前の乾物率)で予測できる。梅ジャムは製造過程において、裏ごし作業のため加工後の放射性セシウム濃度が大幅に低下する。一方、プラム、ブルーベリー、いちごではジャム加工後の放射性セシウム濃度=加工前の放射性セシウム濃度×(加工前重量/加工後重量)で推定できる。

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