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- ヒートポンプを利用した温室冷房システムの日本における運転性能の算出
- ヒートポンプ オ リヨウ シタ オンシツ レイボウ システム ノ ニホン ニ オケル ウンテン セイノウ ノ サンシュツ
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Abstract
空気熱源-冷風供給型(A-A),水熱源-冷風供給型(W-A),水熱源-冷水供給型(W-W)のヒートポンプを用いた3種類の温室冷房システムについて簡単な熱収支モデルに基づく毎時計算により,日本における冷房運転性能を評価した。国内の4地点において4種の代表的な温室規模について計算を行なった。設定気温の異なる2つの終日冷房および2つの夜間冷房条件を想定し,冷房負荷を求めた。昼間の最大冷房負荷はどの地点,どの温室規模でも同じような値を示したが,その量は大きすぎて換気せずにヒートポンプシステムだけで冷房するには困難な量であった。終日冷房負荷の半分程度をヒートポンプシステムで供給する程度が現実的と考えられた。この場合W-Wシステムでは冷水槽が有効に機能して,必要なヒートポンプ能力はA-AやW-Aヒートポンプのわずか1/6で済む。夜間冷房の場合は,暖房負荷量の90%を供給する能力のヒートポンプなら,ほぼ完全に夜間冷房に対応することができた。また,ヒートポンプを利用した冷房システムにより,巨大なヒートポンプ能力でなくても温室を閉鎖してCO2施用できる時間数を延長できる可能性を示した。
Journal
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- 農業施設
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農業施設 45 (2), 1-11, 2014-06
つくば : 農業施設学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050283688376234624
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- NII Article ID
- 40020147873
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- NII Book ID
- AN00201054
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- ISSN
- 03888517
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- NDL BIB ID
- 025631094
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles