多良川及び糸岐川河口干潟におけるアサリの網袋収容及び移植の効果

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タイトル別名
  • Effect of net-caging and transplanting manila clam, Ruditapes philippinarum, to the tidal flat at the mouths of Tara and Itoki Rivers in Ariake Sound
  • タリョウガワ オヨビ シキガワ カコウ ヒガタ ニ オケル アサリ ノ アミブクロ シュウヨウ オヨビ イショク ノ コウカ

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抄録

夏季のエイ類による食害と冬季の波浪によると思われる減耗の影響を緩和するため,アサリ稚貝の密生地点から稚貝を網袋に収容して,異なる地盤高に移植した。その後,生残や成長について追跡調査を行った。その結果,稚貝を網袋に収容することにより,収容しない場合と比べ,生残は個体数で13.6~38.6倍,成長は重量で10.4~22.8倍となった。また,今回の試験では,地盤高の違いによる生残及び成長の差については認められなかった。

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