ヤマトトウキ(Angelica acutiloba Kitagawa)短期育苗における施肥量と裁植密度の影響

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タイトル別名
  • Effects of applied fertilizer and planting density of Angelica acutiloba Kitagawa as methods to hasten seedling raising
  • ヤマトトウキ(Angelica acutiloba Kitagawa)タンキ イクビョウ ニ オケル セヒリョウ ト サイショクミツド ノ エイキョウ

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抄録

育苗期間を従来の半分に短縮できるヤマトトウキの短期育苗において,根頭径5~8mmの優良苗の増産を目的として施肥量と栽植密度の影響を調査した。施肥量については多肥による効果はみられず,慣行の窒素成分10g/m2で十分と考えられた。一方,目標栽植密度が低くなるほど苗数は少なくなるが根頭径が大きくなり,目標密度1250~2500本/m2となるように播種量を調整することで根頭径5~8mmの優良苗が多く得られた。なお,その本数は約750本/m2で,10a定植するのに必要な5,300本の優良苗を得るためには,7m2程度の育苗面積が必要と見積もられた。

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