キャベツセル成型苗に対応した自動灌水システム

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  • Automatic irrigation system for cultivation of plug cabbage seedling

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群馬県嬬恋村のキャベツ栽培においてセル成型苗の導入が進んでおり、安定した育苗技術の開発が求められている。そこで、(株)ソフトウェア研究所で開発した灌水コントローラを用いてキャベツ育苗時における灌水方法の自動化を検討した。セル成型苗を導入している生産者の育苗時における土壌水分を調査したところ、育苗前半は15~25%、後半は7~15%であった。6時から15時の時間帯で土壌水分量15%以下、m2当たりの日射量200W以上に達した時点で自動灌水することで、慣行の手動による朝昼の灌水に比べ、1日の土壌水分の変化が少なくなり、苗の生育が4日、収穫期が6日早まった。

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