「ことばが育ち人が育つことを実感して楽しみになる国語の授業」をめざして (特別授業 対話とコミュニケーションのなかで育つ学力と生きる力)

書誌事項

タイトル別名
  • Teaching the national language: making the acquisition of language and human skills enjoyable
  • コトバ ガ ソダチ ヒト ガ ソダツ コト オ ジッカン シテ タノシミ ニ ナル コクゴ ノ ジュギョウ オ メザシテ
  • Teaching the national language: making the acquisition of language and human skills enjoyable

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抄録

40018789603

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子どもたちにとって国語は「嫌いな教科」になっている。その要因は、「全国学力テスト」に象徴される点数化で競わされていることにもあるが、「教科書ありき」の下で「教材」も「指導展開」も固定化されてしまっていることにも大きな要因がある。巷には無数の読み物があり、学習材になり得るものもたくさんある。今私たちに求められているのは、学習主体である子どもたちが、交わり学ぶ中で「ことばが育ち人が育つことを実感して楽しくなる国語の授業」を生み出していくことである。そのためには「教科書ありき」を脱していかなくてはならない。教科書題材で良いものは活かし、教科書題材よりもよいものがあれば差し替えて導入したい。このことを念頭に、学習の題材をどう子どもたちの側に立ってとらえ、創造的に発掘し授業化していったのかを示し、今求められている国語の授業の姿を考えてみたい。

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