A県の看護職者における喫煙の実態と禁煙支援に向けた考察

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  • A ケン ノ カンゴショクシャ ニ オケル キツエン ノ ジッタイ ト キンエン シエン ニ ムケタ コウサツ
  • The Survey of Nurses' Smoking Habits in A Prefecture for Smoking Cessation Support

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目的:A県看護職の喫煙状況の実態把握と禁煙支援のための示唆を得ること。研究方法:A県内53施設の看護職者4,200名に喫煙に関する状況について質問紙調査を行った。倫理的配慮:著者以外で構成される第三者組織の承認を得た。結果:有効回答3,610名のうち765名(21.2%)が喫煙者,そのうち勤務中喫煙者は419名(11.6%)。喫煙者は身近な人の影響や好奇心から喫煙を始め,気分転換やいらいら, 飲酒時の喫煙が多く, 一日の平均喫煙本数は11.6本。禁煙困難者は複数の理由から禁煙を望み, 6割以上が禁煙に関心があるが, 多くは喫煙本数が多く禁煙に至らない。禁煙関心者は, 受動喫煙についてや禁煙具体策を知りたいと思う一方,禁煙無関心者は禁煙困難感が低く,一日の喫煙本数が有意に多かった。考察:全国的な禁煙施策により, 看護職の喫煙者の多くは健康への害や経済的圧迫を認識しており, 今後は禁煙具体策の情報提供が禁煙支援につながる。一方, 禁煙困難者および禁煙無関心者へのアプローチが必要である。

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