看護学部生の異文化受容に関する現状と課題~A県立大学看護学部のグローバル化推進に向けた教育への一考察~

書誌事項

タイトル別名
  • カンゴ ガクブ セイ ノ イブンカ ジュヨウ ニ カンスル ゲンジョウ ト カダイ : A ケンリツ ダイガク カンゴ ガクブ ノ グローバルカ スイシン ニ ムケタ キョウイク エ ノ イチ コウサツ
  • Current Situation and Issues on Cross-cultural Receptive Attitudes of Nursing Students:An educational consideration toward globalization of the nursing department of a university

この論文をさがす

抄録

【研究目的】看護学部生の異文化受容の認識を明らかにし、今後の国際化を推進していくための教育への示唆を得る。 【研究方法】看護学部生374 名を対象に、異文化体験、国際関連科目への関心、異文化受容の認識、異文化受容に必要なスキル、国際看護とは何かについて調査した。研究者の所属施設の研究倫理審査委員会の承認を得て行った。 【結果】対象学生のうち168 名(44.9%)が何らかの異文化体験があり、184 名(複数回答)が国際関連科目への関心があった。異文化体験、国際関連科目に関心のある学生の方が異文化への積極的関与を示し対外国人緊張が低かった。異文化受容に必要なスキル、国際看護については、看護 学生らしい発想で自由に捉えられていたが実際的な記述は少なかった。 【考察】看護学部生が積極的に海外経験や留学できる環境整備が必要。また学生のニーズに合わせた科目配置や具体的にイメージできる授業の工夫が必要である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ