駿河湾におけるサクラエビの最小産卵体長の推定

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  • Estimation of minimum body length at spawning in the sergestid shrimp (Lucensosergia lucens) in Suruga Bay
  • スルガワン ニ オケル サクラエビ ノ サイショウ サンラン タイチョウ ノ スイテイ

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抄録

2013年6月25~26日に採集したサクラエビを用い,卵巣色を基準に成熟個体を選別して産卵飼育実験を行った。その結果,成熟と判定された個体の半数以上が産卵し,選別個体と産卵個体の体長組成はほぼ同様であるなど,卵巣色による成熟判定基準の有効性が確認された。さらに,これまでの報告よりも小さな体長29.6mmの個体で産卵が確認され,過去の事例を含めた考察から,サクラエビの産卵可能な最小体長は約30mmと推定された。

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