宮崎県民健康・栄養調査の習慣的摂取量(複数日)調査の評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on the evaluation of the habitual intake (multi-day) survey of the Miyazaki Prefectural health and nutrition survey
  • ミヤザキ ケンミン ケンコウ ・ エイヨウ チョウサ ノ シュウカンテキ セッシュリョウ(フクスウビ)チョウサ ノ ヒョウカ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

宮崎県は平成10年,平成16年に県民健康・栄養調査を実施しており,その結果を「健康みやざき行動計画21」などの施策として活用し,県民の健康づくり対策の方向性を明らかにしている。栄養素摂取状態の評価は,習慣的な摂取量でないと正確に行えず,過去多く行われている1日のみの調査結果では,個人内変動(日間変動)により,過不足者の割合が過大評価または過小評価されて集団を正しく評価できない。そこで,宮崎県は平成23年度の県民健康・栄養調査から,土日を含む4日間調査を実施した。その結果から国立保健医療科学院で開発公表されたアプリケーションソフトウェアを使用し,習慣的な摂取量の分布を推定して,食事摂取基準を活用した集団の食事摂取状態の評価を正しく行えるようになった。また,その結果から得られたべき数等を用いて,他の1日調査からも習慣的摂取量が得られる可能性が出てきた。

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