2050年の情報処理:22. 情報システムとしての法律もしくは法治の未来
書誌事項
- タイトル別名
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- Involved in Editing Information Processing After 2050:22. Law as an Information System, or the Rule of Law in the Future
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抄録
情報システム学の見地で「法の運用」は典型的な社会の情報システムである.本稿は,この見地で法または法治主義の未来を予測した.5年,10年という単位ではITを活用した法律やそれにかかわる情報の電子化といった狭義の情報システム化が進むであろう.しかし,人工知能などによるIT革新の加速により,法を現在のような態様で維持することは困難になると予想する.このため,現在の成文法をベースとした社会の情報システムに対し,「法の目的」「法の精神」といった抽象的な概念を判断基準とした人工知能システムの導入の可能性および解決すべき課題を述べた.
収録刊行物
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- 情報処理
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情報処理 61 (5), 486-487, 2020-04-15
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050285299761158912
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- NII論文ID
- 170000181900
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- NII書誌ID
- AN00116625
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00204320/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles