猫の鼻腔からSchizophyllum communeが検出された1症例
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抄録
推定10歳齢、未避妊の雑種猫が、流涙と鼻汁を主訴に来院した。鼻梁部の腫脹、左側鼻孔からの出血と鼻汁、歯周炎がみられ、X線検査で鼻骨の骨吸収、前頭洞と鼻腔の不透過性亢進、鼻中隔の不明瞭化が認められた。抗生剤投与で症状は軽減していたが、第82病日に再び腫脹した鼻梁部内部から大量の真菌菌糸を認め、分子生物学的にSchizophyllum commune(和名:スエヒロタケ)が同定された。イトラコナゾールの投与を開始したところ、鼻梁部の腫脹は沈静化した。
収録刊行物
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- 北海道獣医師会雑誌
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北海道獣医師会雑誌 64 (6), 6-7, 2020-06
北海道獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050285299826569984
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- NII論文ID
- 120006869607
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- NII書誌ID
- AN00229880
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- ISSN
- 00183385
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles