ハスの来歴と部位別の特性

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  • ハス ノ ライレキ ト ブイ ベツ ノ トクセイ

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説明

お正月のおせち料理や祝い事に欠かせないれんこんは、新潟県では明治14、15年頃から、新潟市近郊で販売用として栽培されはじめたといわれている1 )。平成28年産野菜生産出荷統計「作物統計調査」によると、新潟県のれんこんの収穫量は1880トン、全国第7 位である2 )。 れんこんとはハスの地下茎が肥大化した部分である。ハス(英lotus)とは、水生植物、多年生草本で、食用ハス(:地下茎の肥大性が強い作物として利用しているれんこん)と花バス(flowering lotus)(:肥大性は弱いが花の部位が観賞的に特色を示す)に大きく区分3 )される。 インド、中国をはじめとする温帯から熱帯域に分布し、古くから人間とのかかわりが深いという3 )4 )5 )。そこで、食用ハスの利用拡大に向けて、来歴、部位別の含有成分からハスの特性を検討する。

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