書きことばにおけるes gibt存在表現の使用 ―コーパス調査を手がかりにして―

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  • The Use of es gibt Existential in Written Texts
  • カキコトバ ニ オケル es gibt ソンザイ ヒョウゲン ノ シヨウ : コーパス チョウサ オ テガカリ ニ シテ

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抄録

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本研究の目的は、ドイツ語コーパス(COSMAS IIおよびCCDB)中の書きことばにおける存在表現の用法を考察することである。はじめに、コーパスを使用してgebenを用いた存在表現es gibt構文に関する分析を行い、さらに、副詞句や対格名詞句の性質、es gibt構文を用いた文中の語順について吟味した。その際、es gibt構文の頻出共起語彙を観察し、用例を見ていくと、実際の言語使用では、しばしばes gibtの典型的な用例であるとされる実在文よりも、限量的存在表現やリマインダー的表現、未来的存在表現としてのes gibtの使用が多いということを確認できた。

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