生体インピーダンス法を用いた体脂肪計TBF-101の精度および測定条件の検討
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説明
生体インピーダンス法を用いた体脂肪計TBF-101の精度,日内変動および測定条件について検討した.その結果,10回連続測定による同時再現性は変動係数が0.69と良好で,水中体重法との相関はr=0.568であった.測定時の被験者の姿勢の影響では電極に対する足の位置のずれ,膝関節の屈曲,靴下の着用が測定値に影響を及ぼした.また,体脂肪率の日内変動についてみると,体脂肪率は実測値で1日に最大4%の変動があった.TBF-101による体脂肪率の測定は簡便であるが,測定時間や被験者の条件などで値が変化するため,これらの条件を統一し測定することで,フィールドワークでも使用可能と思われた.
収録刊行物
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- 長崎大学医療技術短期大学部紀要
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長崎大学医療技術短期大学部紀要 8 67-69, 1995-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287297251018240
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- NII論文ID
- 120006966295
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- NII書誌ID
- AN10145685
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- ISSN
- 09160841
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- HANDLE
- 10069/18239
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles