生体インピーダンス法を用いた体脂肪計TBF-101の精度および測定条件の検討

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生体インピーダンス法を用いた体脂肪計TBF-101の精度,日内変動および測定条件について検討した.その結果,10回連続測定による同時再現性は変動係数が0.69と良好で,水中体重法との相関はr=0.568であった.測定時の被験者の姿勢の影響では電極に対する足の位置のずれ,膝関節の屈曲,靴下の着用が測定値に影響を及ぼした.また,体脂肪率の日内変動についてみると,体脂肪率は実測値で1日に最大4%の変動があった.TBF-101による体脂肪率の測定は簡便であるが,測定時間や被験者の条件などで値が変化するため,これらの条件を統一し測定することで,フィールドワークでも使用可能と思われた.

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