睡眠・覚醒状態の把握により経口摂取への移行が可能となった脳出血後遺症患者の看護

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  • スイミン カクセイ ジョウタイ ノ ハアク ニ ヨリ ケイコウ セッシュ エ ノ イコウ ガ カノウ ト ナッタ ノウシュッケツ コウイショウ カンジャ ノ カンゴ

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説明

脳出血後遺症で,覚醒時には経口摂取は可能であったが,時間に関係なく急速に睡眠状態に陥るため,規則的な経口摂取が難しく,十分な経口摂取に至らない可能性が高いことから,経口摂取への移行がためらわれていた患者の看護を経験した.生活・覚醒リズムの把握を目的に患者の表出可能な言動に合わせた睡眠・覚醒状態の判断基準を作成し調査を行った.その調査結果を基に生活リズムを整える看護計画を立案し,看護援助を展開した.その結果,急速に睡眠状態に陥る状況は時々はみられたが,生活リズムは整い,家族や他職種のスタッフと共に援助を行ったことで食事の時間の覚醒状態は良好となり,経口摂取へ移行し確立することができた.

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