セル成型苗を利用したドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)栽培技術の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of cultivation technique of Houttuynia cordata Thunb. plug for domestication
  • セル セイケイ ナエ オ リヨウ シタ ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)サイバイ ギジュツ ノ カイハツ

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抄録

ドクダミは,健康茶や民間薬の原材料として安定供給が期待されている薬用植物であるが,栽培技術に関する試験研究や事例報告が少なく,生産現場から技術確立が望まれている。そこで,自生株から採取した太さ3mm以上の地下茎を3節を付けて長さ約5cmに切断し,市販培土を充填した200穴のセルトレイに1~2節を埋め込み,さし木育苗したセル成型苗を用いた場合の栽培技術について検討した。畦幅100cm,株間20cm,条間10cmの6条で30,000本/10aを植え付けると,翌年からは5月,7~8月,11月の年間3回の収穫が可能で,1,100kg/年を上回る乾物収量が得られることが明らかになった。

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