A Study on inflation accounting

IR

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  • インフレーション会計に関する一考察

Abstract

インフレーション会計における問題は、それが取得原価主義に対峙するものと位置づけられることにあり、このことはインフレーション会計を変質させる。インフレーションの影響のみを抽出し、排除する事がインフレーション会計の意義であり、それは再評価であってはならないし、時価評価と混同されてはならない。インフレーションという経済現象は会計に影響を及ぼすが、会計は経済現象を動かすような積極的な力は持ち合わせていない。インフレーション会計の本質は、取得原価主義会計からの離脱ではなく、またマネジメント上の将来予測や主観性をインフレーション会計に内包すべきではない。

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