Considering how to secure a place to belong for formerly incarcerated juveniles outside juvenile training schools : Analysis on current situation in Japan through cooperation between the training schools and the related organizations

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  • 少年院出院後の「居場所の確保」のための支援の在り方についての一考察 : 少年院と関係機関の連携の在り方と現状の分析を中心として
  • ショウネンインシュツイン ゴ ノ 「 イバショ ノ カクホ 」 ノ タメ ノ シエン ノ アリカタ ニ ツイテ ノ イチ コウサツ : ショウネンイン ト カンケイ キカン ノ レンケイ ノ アリカタ ト ゲンジョウ ノ ブンセキ オ チュウシン ト シテ

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2020 年8 月に福岡市内で発生した少年院出院者による重大な再犯事件に徴憑されるように,およそ「自己責任」とのみの皮相的な論評では切捨てられないような複合的な「生き辛さ」を抱えた少年院出院者の「居場所の確保」が我が国の少年保護,刑事政策上の喫緊の課題となっているといえる。 とりわけ,少年院出院後をにらんだ社会復帰支援の中で「福祉的支援」を要する者への施策推進の重要性が増してきていると認められるところである。 本論では,少年院出院者の再非行・再犯防止の上での支援の在り方と現状を概観した上で,少年院出院者の「居場所の確保」の上での多機関連携,特に福祉機関を始めとする関係各機関間の連携,協働の在り方はどうあるべきかという点について考察していきたい。

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