自発的レジスタンス運動と高タンパク質パルスフィーディングがグルココルチコイド投与ラットの骨重量，骨組成および骨強度に及ぼす影響

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  • Effects of voluntary resistance exercise and pulse patterned high‐protein snack on bone mass, composition and strength in rats given glucocorticoid‐injections
  • ジハツテキ レジスタンス ウンドウ ト コウタンパクシツ パルスフィーディング ガ グルココルチコイド トウヨ ラット ノ コツジュウリョウ コツソセイ オヨビ コツキョウド ニ オヨボス エイキョウ
  • Effects of voluntary resistance exercise and pulse patterned high-protein snack on bone mass, composition and strength in rats given glucocorticoid-injections

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説明

自発的クライミング運動とパルスフィーディングによる高蛋白質間食が、グルココルチコイド投与ラット（骨減弱モデル）の骨重量、骨組成および骨強度に及ぼす影響について検討した。10週齢のWisar系雄ラット64匹を低蛋白質食群（総摂取量の15%）と普通蛋白質食群（同20%）に半数ずつ分け、続いて各々を安静群とクライミング運動群に分類した。さらにそれらを高蛋白質間食群（摂取蛋白質量の75%）と非間食群のサブグループに分類した。全てのラットに実験食を8:30〜9:30および20:30〜21:30に与え、間食群には12:30〜13:30に高蛋白質間食を与え、摂取エネルギー量が各群で等しくなるように調節した。運動群のラットにはクライミング運動用タワー内を昇降させた。骨重量およびカルシウム含量はクライミング運動とパルスフィーディングによる高蛋白質間食によって増加した。クライミング運動は骨強度を有意に増加させた。しかしながら、低蛋白質食群と普通蛋白質食群の間には骨量および骨強度のいずれも有意な差は見られなかった。以上の結果からクライミング運動とパルスフィーディングによる高蛋白質間食が老化に伴う骨減弱症の予防に有効である可能性が示唆された。

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