カルマ・チャクメーの極楽願文『清浄大楽国土の誓願』の和訳と研究 : 往生の第二因、七支供養より懺悔の段

書誌事項

タイトル別名
  • カルマ ・ チャクメー ノ ゴクラク ガンモン 『 セイジョウダイラク コクド ノ セイガン 』 ノ ワヤク ト ケンキュウ : オウジョウ ノ ダイニイン,ナナシクヨウ ヨリ ザンゲ ノ ダン
  • A Japanese Translation and Study of rNam dag bde chen zhing gi smon lam(bDe chen smon lam)by Karma Chags med : the practice of confession of one’s sins, the third part of seven-fold offerings

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抄録

カギュ派,ニンマ派の学者・行者カルマ・チャクメー(ラーガアスヤ.1612.1678)著『大楽誓願』は,ツォンカパ(1357.1419)著『最上国開門』とともに,チ ベットで最も高名で普及した極楽願文であり,埋蔵経「虚空法(天空法)」に所属し ている。本稿においては中御門敬教氏との協力のもと,この極楽願文の骨格をなす七 支供養のうち三番目,罪悪の懺悔の段を扱った。この懺悔は,シャーンティデーヴァ 著『集学論』以来の対治現行・能破・回復・依処の四力を通じて実践され,十不善, 別解脱戒・菩薩戒・三昧耶戒の違反がその対象となっている。

カルマ・チャクメー(ラーガアスヤ)

極楽願文

懺悔

『清浄大楽国土誓願(大楽誓願)』

七支供養

identifier:SK001900002938

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