ハートリッブ『改革された学校』(1650年)
書誌事項
- タイトル別名
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- Hartrip,The Reformed School (1650)
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抄録
ハートリッブが主張する教育論の特質は、教育によりてアダムイブにおいて失われた本来の人間の霊的状態を回復するということと、教育によって、国家・社会に有用な人間を育てるという二大目的を有していることである。この教育論は、彼独特のようにみえて、実は、コメニウス、ジョン・ミルトンのそれに共通する教育理念であり、今日の教育界においても、妥当する古くて新しい普遍的基礎的教育論である。この訳は、生徒の年齢が四(五)歳から一九(二〇)歳までの時期にある男女生徒学生を対象にしている。一般教育、科学教育、外国語教育、人格教育や宗教道徳教育上、有益な示唆を多く秘めた論文である。
サムエル・ハートリッブ
コメニウス
ジョン・ミルトン
パンソフィア
identifier:BO009800007611
収録刊行物
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- 文学部論集
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文学部論集 98 83-99, 2014-03-01
佛教大学文学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287838669382656
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- NII書誌ID
- AN10404998
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- ISSN
- 09189416
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB