他動的動揺前後の重心動揺変化について
書誌事項
- タイトル別名
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- About a Center of Gravity Unrest Change before and after the Passive Swing Motion
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抄録
ヒトは,立位姿勢保持のために運動器系,感覚器系など種々の機能を動員させ姿勢制御をしている.その中でも視覚機能と姿勢制御との関係は密接であることが広く知られている.今回,我々は他動的動揺装置により,被験者にとって外乱刺激となる他動的動揺を与えた場合の立位姿勢が,視覚情報の有無により立位姿勢保持機能に及ぼす影響について検討した.実験は,他動的動揺装置上にて,開・閉眼の立位姿勢となりその前後と 10 分後の重心動揺とバランス機能について計測した.その結果,閉眼状態にて他動的動揺装置上で立位姿勢保持をした場合,開眼時に比べ動揺運動後のバランス機能が低下する傾向を示した.以上の結果から,姿勢制御に視覚が深く関係していることが示唆された.
他動的動揺装置
バランス機能
開閉眼
identifier:HO000600004266
収録刊行物
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- 保健医療技術学部論集
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保健医療技術学部論集 6 33-41, 2012-03-01
佛教大学保健医療技術学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287838683864832
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- NII論文ID
- 110008920963
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- NII書誌ID
- AA12202562
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- ISSN
- 18813259
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles