書誌事項
- タイトル別名
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- Performance Evaluation of the Efficient Diffusion Method for Spatio-temporal Data Retention System using Crowds of Vehicles
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抄録
IoT技術の発展に伴い,多くのIoTデバイスや新たなアプリケーションが出現し,大量のデータが生成されることが予想される.それらのデータには,特定の時間・場所でのみ必要とされるデータ(時空間データ)が含まれる.先行研究では,時空間データを特定の期間・範囲に滞留し続ける新たなネットワークの構築を目指し,車両を用いた時空間データ滞留システムを提案してきた.本稿では,時空間データ滞留システムの「拡散」「滞留」「削除」の各フェーズのうち,拡散フェーズに着目したデータ送信間隔決定手法を提案する.具体的には,各車両が,自身の周囲の車両密度,残りの拡散距離及び時間を考慮して,拡散送信間隔を決定し,自律的にSTD送信を行う.そして,提案するSTD拡散手法の有効性をシミュレーションを通じて評価する.最後に,時空間データ滞留システムの実用性検証のために,NICTが保有するStarBED上で行ったエミュレーション検証の結果を示す.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム
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電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 120 (413), 61-66, 2021-02-25
電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050288448312253952
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- NII論文ID
- 120007052749
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- NII書誌ID
- AA11546431
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- ISSN
- 24326380
- 09135685
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- HANDLE
- 10228/00008373
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles